こんにちは。もぐらです。
今回から、わたしたちが根津のごはん屋さんめぐりをして、訪ねたお店を紹介していきます。その名も「根津もぐもぐ部」。
記念すべき第1回目のランチは、「レストランMOMO」です。
もぐもぐ部部員推薦のこちらのお店、外観や店内の壁、そしてメニューにも絵が描かれていて、とてもかわいい。
お店の雰囲気にわくわくしながら、席についてランチメニューを眺めます。
ランチは、1,000円程度のワンプレートやパスタなど、気軽な価格のものから、きちんとしたコースまでありました。
私はワンプレートランチを選択。運ばれてきたお皿が肉づくしで、自然と笑みがこぼれます。
「肉よ、よくぞ来た…!」
アレです、いま流行りの異世界召喚系のお話だと、世界を救ってくれる勇者を、期待と願いを込めて呼び出したときによく言うアレ。「召喚に成功だ!勇者よ、よくぞ来た…!」
きっと、このときの王様の気持ちに似ています、肉がテーブルに来たときの私の気持ち。「召喚に成功だ!肉よ、よくぞ来た…!」
期待と願い込めてます。肉よ、我を救いたまえ。
しかし、お料理を注文する時って、何回かテンションの山が来ませんか。
一番初めの山は、メニューから自分の食べたいものを選ぶとき。満足いく注文ができたときには、オーダー後もメニューを見返して、うんうん頷いてニヤニヤしてしまうかもしれません。
二番目が、お料理が運ばれてきてテーブルに置かれたとき。期待通りか、それ以上のお料理に私の目の前へお越しいただいた際には…叫んで平伏するかもしれません。心の中で。
そして最後は、切り分けて口に運んで、味わったとき。きっと私の脳内はドーパミンで溢れかえってしまうことでしょう。
そんなことを想像しながら、高まるテンションと逸る気持ちを抑え、忘れないうちに写真を撮ります。
つい、焦って近くにあったハンバーグにフォーカスして撮影してしまいました。「君ぃ、手前にいるからといって、この料理の主役がハンバーグと判断するには時期尚早ではないかね。そうですね、その通りです。」一瞬のうちに自分と脳内で会話します。
落ち着きましょう。ランチはまだ長いのだから。
まずはハンバーグを食べつつも、次にプレートに乗っていた奥の鶏肉に浮気してみると…これがなんとも言えず激・ウマ!でした。
こいつである〜!
例えるなら、某ひとつなぎの財宝を狙う彼が食べるように、かぶりついて引きちぎってむっしゃむっしゃと食べるお肉というよりも、和食において鯵の開きを食べるがごとく、箸でスススッと切り分けて清楚に食べるお肉。
こんなにほろほろとした柔らかいお肉、当然のように最の高ですのよ。そして上品。お上品に召し上がれるわよ。きっとデートでも大丈夫よ。
いやはや、このランチには、全員が感動。しみじみと「美味しいねぇ…」と言いあいながら鶏を褒め称えて食べてしまいました。「大地讃頌」ならぬ「鶏肉讃頌」。
讃えよ 褒めよ 讃えよ鶏を。
というわけで、ごちそうさまでした。
そのほかに、パスタを頼んだ方もいて、麺から膨れ上がる湯気がアツアッツで美味しそうでした。
ぜひ行ってみてくださいね。
レストランMOMO(GoogleMAPが開きます)
【ランチ】11:30~14:00(L.O.)
【ディナー】17:30~21:00(L.O.)
※定休日:水曜日
詳しくはこちら
(編集後記)
お料理が運ばれてきたときのこと。
テーブルにお皿が置かれたとたん、我々がスマホのカメラを構えはじめるなか、ひとり一眼レフを構えだす、あるもぐもぐ部部員。
そのいかついカメラを見て驚いた、おとなりの席のおばあさまが,「あら、すごいわね!」と話しかけてくださいました。
さらに、食事が終わって談笑していると、そのおばあさまがひと足お先に帰られる段になり、「じゃあね。」と微笑んで、お店を出て行かれました。
根津すごい。見知らぬ隣りの人にあたたかい二言三言をいただけて、もう知らない町じゃなくなった。一気にわが町のような思いがあふれて、もっと根津が好きになりました。
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